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2004年07月03日

ハサミ男


殊能将之 「ハサミ男」 を読む。
第13回 メフィスト賞 の受賞作である。

作者のミスディレクションに、まんまとはまってしまった。
一人称では全ての事実が語られないのは、ミステリーの常道であるが、こういうオチだっだとは。
作者のしてやったりという顔が浮かぶようで、ちょっとしゃくですね。

探偵役が、多重人格の猟奇殺人犯という設定は、面白かったです。
一歩間違えば、B級作品になってしまうところですが、なかなかリアリティのある人物設定で、わくわくしながら読み進みました。

犯人は、意外な人物で、意表をついています。
でも、こちらの人物設定は、探偵役に比べると薄いですね。
この人物を濃くすると、これは犯人と分かってしまうからでしょうか。
人物設定が薄いせいで、驚きも薄くなった気がします。

ネタばれになってしまうので、詳しく論評できないのが、残念だ。

投稿者 ken : 2004年07月03日 23:46

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