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2004年10月08日

青いバラ



サントリーの開発した 「青いバラ」 「青いカーネーション」 とが グッドデザイン金賞 を受賞した。
グッドデザイン賞は、生花として初めての受賞となる。

「青いバラ」は バイオインダストリー協会 特別技術賞 も受賞した。
特別技術賞は、2002年度に田中耕一氏に初めて受賞し、今回で受賞の授与となる。

「青いバラ」は、遺伝子組換え技術 を用いて、本来は持っていないこの青色遺伝子をバラに導入することによって、花弁で青色色素をほぼ100%蓄積させることに成功したのもの。

ところで、青いバラ=不可能の意味 とあるので、ググッてしてみたが、
サントリーの青いバラ 以外には見つからなかった。
手持ちの辞書では、英辞郎 に、『blue rose = あり得ないもの、できない相談』とあったが。
研究社の新英和中辞典にはなかった。
さほど一般的な表現ではないのだろう。

日経新聞 10月6日
サントリーの「青いバラ」、グッドデザイン金賞を受賞
サントリーは6日、豪バイオベンチャー、フロリジン社と共同開発した「青いバラ」と「青いカーネーション」が日本産業デザイン振興会主催の「2004年度グッドデザイン賞」で金賞を受賞したと発表した。生花で同賞を受賞したのは初めて。青いバラは今年6月に遺伝子組み換え技術を使って開発。青いカーネーションは1995年に開発し「ムーンダスト」の商品名で販売している。

毎日新聞 6月30日
サントリー:世界初の「青いバラ」開発に成功
サントリー(大阪市)は30日、「青いバラ」の開発に世界で初めて成功したと発表した。青いバラは「不可能の代名詞」とされ、1000年近く多くの育種家が挑戦したものの、咲かせることはできなかった。実際の色は薄紫色で、佐治信忠社長は「より青いバラを作り出して、世界中の人々に楽しんでもらいたい」と話した。同社は07~08年の商品化を目指している。

グッドデザイン賞
青いバラ・青いカーネーション
サイエンスの世界に、デザインプロセスを持ち込んだ画期的な商品開発であり、また、エシックスについての議論はあろうが、生物そのもののデザインの可能性を示唆してくれた点も高く評価できる。第一次産業からのGマークという、今後の新領域デザインを占うという点でもその開発姿勢を応援したい。

バイオインダストリー協会
「青いバラ」開発業績に対するJBA特別技術賞の授与について
このほど、「サントリー青いバラ開発チーム」が、14年の歳月を経て、青いバラの開発に成功しました。
「青いバラ」は、英語で「不可能」を意味しております。 今回の快挙は、世界中の人々の夢を実現したものであり、バイオテクノロジー、バイオインダストリーのイメージを高め、かつ、日本発の技術が世界に大きなインパクトを与えたという意味で大きな業績であると判断されることから、JBA会長、副会長、理事長の総意により、10月25日(月)の三賞合同授与式・発表講演会において「(財)バイオインダストリー協会特別技術賞」を授与することに致しました。

サントリー 「青いバラ」
青いバラは、過去800年の品種改良の歴史の中で、多くの育種家が挑んできた夢でした。青いバラの開発はこれまで成功しておらず、英語では、「不可能」の代名詞とも言われていました。「最先端のバイオテクノロジーの遺伝子組換え技術を用いれば可能になるはず」。これが夢への挑戦の始まりでした。以来、14 年の年月を経て、ようやく開発の成功をご報告できる運びとなりました。青色色素が花びらに存在する、正真正銘、世界初の青いバラの誕生です。

サントリーフラワーズ 「青いカーネーション」
「ムーンダスト」は、すべてをやさしく包み込む月の光をイメージしてつくられた、世界で唯一の青紫色のカーネーション(切り花)です。1本の茎に複数の気品漂う小輪~中輪の花をつけるスプレータイプと、ゴージャスな存在感あふれる大輪の花が1花ついたスタンダードタイプの2タイプあります。

農林水産先端技術産業振興センター ハイテク用語集
遺伝子組換え技術 ( genetic recombination technology )
組換えDNA技術のこと。ある生物が持つ有用な遺伝子を、改良しようとする生物のDNA配列に組み込むことにより新たな性質を加える技術。

投稿者 ken : 2004年10月08日 21:13

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コメント

昔、何かで、自然の花の色で3原色(赤青黄)が揃っているのはない。と聞いた事があります。
確かにバラやチューリップに青はないし、パンジーには赤はないし、黄色い朝顔も見た事ないです。
なので、青いバラは神に背く所業だと思っていました。
でも、サントリーのバラはアリテイにゆうて、青とゆうよりムラサキやないかと。。。

投稿者 す☆れれ : 2004年10月10日 04:08

サントリーも実際の色は「薄紫」といってます。
赤と青を混ぜれば、紫に見えるのは、自然の理ですね。
赤の発色を抑える研究もしているようなので、
そのうち真っ青なバラも出来るかも。


投稿者 ken : 2004年10月10日 07:00

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