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2005年03月28日

不正アクセスの元京大研究員に有罪判決

昨年2月に、CGIの欠陥突き情報引き出した京大研究員逮捕 として掲載した事件ですが、
03月25日に、東京地裁にて有罪判決が出来ました。

判決理由は「不正アクセス禁止法」違反ということですが、
妥当な判断であったのか、議論を呼びそうです。

メディアから 「不正アクセスとは何か」「不正アクセス」の司法判断とは という分析記事も発表されています。

高木浩光 さんや 奥村弁護士 などのサイトでも、「不正アクセス禁止法」の解釈が掲載されいます。

ACCSは、被害者ではなく、不注意な管理より個人情報を流出させた加害者であるという指摘もあります。
この辺が曖昧なままだと、管理の甘いサイトが増えるだけでしょうね。


朝日新聞 03月25日
不正アクセスの元京大研究員に有罪判決
インターネットサイトから利用者の個人情報が引き出された事件で、不正アクセス禁止法違反の罪に問われた元京都大学研究員・河合一穂被告(41)に対し、東京地裁は25日、懲役8カ月執行猶予3年(求刑懲役8カ月)の有罪判決を言い渡した。

CNET Japan 03月30日
「不正アクセスとは何か」--office氏の判決を読み解く
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)のCGIを操作し、保存されていた個人情報を入手したとして不正アクセス禁止法違反に問われた河合一穂(office)氏の判決公判が3月25日に開かれ、青柳勤裁判長は懲役8カ月、執行猶予3年(求刑懲役8カ月)の有罪判決を言い渡した。かねてから公判廷で争われてきた「不正アクセスとは何か」という争点について、弁護側の主張は完全に退けられる結果となった。今後、セキュリティ業界に与える影響は少なくない。

INTERNET watch 3月25日
ACCSの個人情報漏洩事件で、元京大研究員に有罪判決~東京地裁
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)のWebサイトから個人情報が漏洩した事件で、不正アクセス禁止法違反で起訴されていた元京都大学研究員に対する判決公判が25日、東京地方裁判所で行なわれた。懲役8カ月・執行猶予3年(求刑懲役8カ月)の有罪判決が言い渡された。

ITmedia 03月28日
「不正アクセス」の司法判断とは――ACCS裁判
ACCSの個人情報流出事件で不正アクセス禁止法違反に問われた元京大研究員に、懲役8カ月、執行猶予3年の有罪判決が下された。不正アクセスの定義が問われた裁判だったが、アクセス行為それ自体よりも、その後の元研究員の行動が明暗を分けた印象だ。

chise's page@security 3月25日
不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反の判決公判を傍聴した記録
今日は、第八回判決公判でした。非常に印象的だったのが、判決の主文が言い渡されたとほぼ同時に、報道者席にいた人たちがほとんど小走りに、バタバタと出て行ってしまったことです。つまりマスコミの人たちは、あとに続く「理由」を聞かずに出て行ったのです。

スラッシュドット 03月25日
ACCS事件でoffice氏に有罪判決
Ryo.F曰く、"/.Jでも注目されてきたACCS事件の地裁判決が下った。
Office氏は、「アクセス制御がなされておらず、不正アクセスではない」と主張したが、「アクセスはプログラムの脆弱(ぜいじゃく)性を利用したもので、管理者は想定もしていなかった。アクセス制御機能による『特定利用の制限』がかかっていたといえ、被告の行為は不正アクセスに当たる」とした。裁判長は、青柳勤氏。

高木浩光@自宅の日記 03月24日
不正アクセス禁止法 私はこう考える
私は法律について体系的に学んだことがなく、法解釈について本来必要であろう基礎的な素養がないが、自分の本業に関わりの強い特定の法律については、おのずと日ごろから分析させられることになる。とくにその法律の解釈に技術的理解が欠かせない場合においては。

奥村弁護士の見解 2004年07月12日
2号不正アクセス罪における「アクセス制御」とは?
夏井先生に教わりました。
文理解釈ならこうなる。文理説。
現実に追随して、拡張が許されるか・どこまで拡張できるかが問題だが、論者は、
拡張したいなら改正しろ
と声高だ。

CGIの欠陥突き情報引き出した京大研究員逮捕

投稿者 ken : 2005年03月28日 20:40

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