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2006年05月21日

宮古島の「通り池」が国の名勝及び天然記念物に指定

沖縄県 宮古島市 下地島にある「通り池」が国の名勝および天然記念物に指定された。
「通り池」は、下地島にある大小二つの円形池で、
ニつの池は海底洞穴を通じて海とつながり表層が淡水、下層が海水となっている。

「通り池」はダイビング・ポイントして知られる場所。
指定を受けてもダイビングへの規制は生じないとのことで、ダイバーはほっとしている。

ダイビングは、海底洞穴から池の下に入り、池の水面から射し込む光のシャワーを眺めながら、ゆっくり水面に浮上するのが定番のスタイル。
淡水と海水の間は、サーモクラインやケモクラインが生じ、光が様々に色に変化する幻想的な感じである。
ダイバーが池の水面に浮上すると、「通り池」を見ていた観光客から驚きの声があがることもある。

とはいっても、「通り池」に行ったことはないだが。(^^;

サーモクライン: themocline
暖水域と冷水域など極めて温度差がある水が混ざり合う境界線
ここでは「もやっ」と見えたり「揺れ」見えます

ケモクライン:chemocline
海水域と淡水域など海分濃度の違う水が混ざり合う境界線
ここでは「光の色」が変化して、黄色やオレンジ色などに見えます


沖縄タイムズ 5月20日
国の名勝・天然記念物に下地島「通り池」指定
国の文化審議会文化財分科会(石澤良昭分科会会長)は十九日、宮古島市の「下地島の通り池」を国の名勝および天然記念物に指定するよう小坂憲次文部科学相に答申した。名勝と天然記念物の重複指定は国内で三十三年ぶり。平成に入って初のケースとなった。ダブル指定は国内四十七件目で、県内では初めて。観光地として有名な宮崎県の「高千穂峡谷」や福井県の「東尋坊」などが重複指定を受けている。

「通り池」は、宮古諸島下地島の北西海岸にある大小二つの円形池。鑑賞上の価値に加え、形成過程が示す地質学上の価値の高さが認められた。ニつの池は海底洞穴を通じて海とつながり表層が淡水、下層が海水となっている。
通り池は、地下の鍾乳洞の天井部分の一部が陥没した大きな穴が世界的にも珍しい。国内有数のダイビングスポットとして連日、多くのダイバーが潜っている。指定を受けてもダイビングへの規制は生じない。

琉球新報 5月20日
「通り池」(宮古島) 国名勝及び天然記念物に
文化財審議会(阿刀田高会長)は19日、夫婦岩で知られる景勝地「二見浦」(三重県伊勢市)を名勝にするなど計18件を新たに史跡、名勝、天然記念物に指定するよう小坂憲次文部科学相に答申した。県関係では、宮古島市下地島の「通り池」が国指定の「名勝および天然記念物」、糸満市の「喜屋武海岸および荒崎海岸」が国の登録記念物として答申された。登録記念物の登録は、九州・沖縄で初めてで、全国でも6件目。

「通り池」は下地島の北西海岸に位置する大小2つの円形池で、地元では「トゥーイグー」と呼ばれている。2つの池は海底洞穴で海とつながっている。池にまつわる言い伝えや民話も残されており、地域にとっては身近な存在。1974年に県の天然記念物に指定。池と海がつながっているドリーネは極めて珍しく、地質上の価値も高い。

BIG BLUE
[サーモクライン]
暖かい海水と冷たい海水の境目や、淡水と海水が接している場所にはサーモクラインがおきます。
水中では、景色がぼんやりしてゆらゆらと揺れて見えます。


沖縄・宮古・石垣・西表島e沖縄・宮古・石垣・西表島
昭文社編集部
日本の天然記念物自然紀行 日本の天然記念物
花井 正光
日本の天然記念物日本の天然記念物

投稿者 ken : 2006年05月21日 23:53

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